歯ならびやかみ合わせが悪くなるのは4つの要因があります。

一つ目は、乳歯をむし歯などで早く失い、永久歯の萌出スペースが閉じてしまうケースです。

二つ目には、歯と顎の骨の大きさのバランスが悪く永久歯の生える場所がないためです。

歯や顎の大きさは遺伝もありますが、良くかまない、または硬いものを食べないことにより、十分顎が発達しないことも関係あります。

三つ目は、出っ歯や受け口(反対咬合)の中には純粋に遺伝的な問題が要因のこともあります。

4つ目はおしゃぶり、指しゃぶりなどの癖、舌の前方突出癖や口呼吸、頬杖、うつ伏せ寝などの生活習慣も関係します。

最近では、永久歯の歯並びが悪くならないように、乳歯の時期から簡単な装置を利用した方がよい場合もあります。

矯正治療には最適なタイミングが個人によって変わってきますので、よく歯科医師に相談して下さい。

カズデンタルクリニック