治療する全ての患者さんに対して、CTを撮影する必要はありません。

しかし、CTを撮影することにより上顎、下顎の骨の3次元的構造、骨の内部にある神経や血管の走行、さらにインプラント埋入予定部位の周囲の組織の状況が明らかになります。

インプラントはあくまで、骨の中にインプラント体の全てが埋まっている必要があるため、骨のない部位に埋入は出来ません。

上顎の場合、前から数えて5番目の歯の後方から、上顎洞と呼ばれる頭の骨の中に空洞が存在します。

その上顎洞の位置を確認し、そこまでの上顎骨の距離を正確に把握しておくことが、インプラント手術の成功につながります。

上の写真の様に、上顎洞までの距離が取れない場合は、その他のアプローチを考える必要があります。

この様にCT撮影を行う事で、より安全で確実なインプラント治療を行えるようになると言う事ができます。

インプラントの相談はカズデンタルクリニック白金台にご相談ください。

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