最近の歯科業界ニュースで、奥歯が無くなると認知症になりやすくなると言う、何となく分かってはいたけどそれを研究した結果が発表されました。

奥歯のかみ合わせが失われるとアルツハイマー型認知症の発症リスクが高まるという研究結果を、九州大の研究グループがまとめた。

2040年に高齢の認知症患者数が584万人になるとの推計もある中、研究グループは奥歯のかみ合わせの維持が認知症予防につながると指摘している。

16年後に、584万人が認知症って…。

その研究によると65歳以上の約2万2000人について、奥歯のかみ合わせがそろった箇所の数と、アルツハイマー型認知症の診断時期を照らし合わせた。

その結果、奥歯のかみ合わせが全てそろっている人に比べ、歯の欠損でかみ合わせが一部失われた人は、認知症の症状が1.34倍表れやすかった。

前歯も含めてかみ合わせが全くない人だと1.54倍高かったと結論付けている。

2万2千人対象の調査だから、結構正確な数字だと思う。

やっぱ歯は大切。

特に奥歯の咬み合わせがないと、十分に物を咀嚼できずに丸飲みになってしまって、栄養が上手く摂取できない。

内臓への負担も大きいだろうし。

たまには歯医者さんに行って、歯のクリーニングを行って下さい。

 

 

カズデンタルクリニック