今回は江戸川区にある、あけぼの湯さんに行ってきました。

なぜこんな遠いところに行く?と思った方はたくさんいると思いますが、ネット情報でこちらの銭湯、2024年12月18日をもって閉店と書いてあったので、ちょっと頑張ってでも行こうかなと思い、電車を乗り継いで約1時間の小旅行。

電車の中でgoogle先生にあけぼの湯のことを検索していると。

何やらこの銭湯は安永2年創業らしい。

安永2年といっても、いつか全然わからないので調べていくと1773年らしく、どうやらこの銭湯は形こそ変化しながら251年の間この地で銭湯業を営まれているらしい(すご💦)。

とかなんとか考えながら、船堀駅から徒歩8分程度、昔ながらな感じの看板がお出迎えしてくれる情緒あふれる銭湯に到着

看板を見ただけでも、この風呂の数はすごいなという事が見て取れます。

中に入ると下のポスターが貼ってあって、誠に残念なお知らせを目にすることに

251年続いた歴史に幕引きの時が来るなんて、だれも予想すらしてなかったと思う。

まあ251年続くとも創業当時誰も思っていなかったと思うけど。

しかも現在のこの施設昭和38年に作られていると思うのですが、銭湯なのに1階と2階があり、それぞれに趣向を凝らしたお風呂が並んでいます。

その大きな施設を、家族だけでしっかりメンテナンスしながら、掃除をして現在の姿に保ってきたなんて本当に奇跡。

それでも時代の流れなのか、550円で入れるこの充実した施設がなくなるなんて、悲しいとしか言いようがない。

確かにスーパー銭湯とかに対抗できるほど大きな施設ではないけれども、もう少しお客さんが入っていてくれたら、なくなる事もなかったんじゃないかと思う。

久しぶりにお値段以上の価値を感じる銭湯、今月18日が最終日となりますので、もし興味があればちょっとした旅行気分で訪れて下さい。

ちなみにお風呂の数が多すぎて、全部に浸かろうとすると大変なことになります。

銭湯は「がまん大会」ではありません。って、お風呂入る前に笑ってしまった。

カズデンタルクリニック白金台