人は野菜・肉・魚など色々な物を食べます。

嚙む順番としては、前歯6本で嚙み切って徐々に奥歯にいってすりつぶして飲み込むという順番になるため、前歯と奥歯の形状が異なっているのです。

前歯4本と犬歯は物を嚙み切るために、先端は非常に鋭利な形状を持ち、比較的細長い形をしています。

特に犬歯は人間の歯の中で、一番太くて長い根を持った大切な歯です。

この犬歯がしっかり嚙み合ってうまく機能する位置にないと、顎の関節が痛くなったり、奥歯が抜けやすくなったりします。

奥歯は頭の小さい小臼歯と、頭の大きな大臼歯に分類されます。

小臼歯は前から数えて4番目と5番目の歯で、大臼歯は6番目と7番目の歯のことを言います。

奥歯は広い噛む面を持ち、食べ物を細かく砕いてすり潰すのに適した歯といえます。

特に硬い食べ物や、繊維質の多い食べ物をすり潰すための歯となります。

歯の一つ一つが異なった形態を持ち、それぞれにうまく機能させる事により、食べ物をしっかり咀嚼して飲み込むことができます。

歯が抜けてしまうとその機能が失われてしまい、うまく噛めなかったり、内臓に負担がかかったりしてきます。

歯を失わないためには、きれいな歯並びと歯磨きは欠かせません。

永遠に自分の歯でご飯をおいしく食べるために、定期的な歯科医院の受診をお勧めします。

カズデンタルクリニック白金台