WHOによると
WHOが2022年11月22日に発表した新しい世界口腔保健状況報告書によると、世界人口のほぼ半数 ( 45 % 、35 億人 ) が口腔疾患に罹患しており、その4分の3は低 ・ 中所得国の人たちです。
しかも、口腔疾患患者数が過去 30 年間で 10 億人増加していることは、多くの人々が口腔疾患の予防や治療を受ける機会を失っていることを明確に示しています。
口腔疾患の代表的なものは、う蝕 (虫歯) 、重度の歯周病、歯の喪失、口腔がんです。
未処置のう蝕は最も一般的な疾患であり、世界で 25 億人が罹患していると推定されます。
重度の歯周病は、歯を失う主因であり、世界で 10億人が罹患していると推定されています。
また、毎年約 38 万人が新たに口腔癌と診断されています。
口腔疾患は疾患全体の中で一番罹患率の高い疾患です。
歯ブラシをめんどくさがらず、毎日2分以上、朝晩の1日2回は磨くようにして、年2回は歯医者で定期的なクリーニングを行って下さい。