歯科用インプラントの素材として最も一般的に使用されるのはグレード4のチタン合金です。

チタン合金がなぜインプラントに使用されているのかという点ですがまず生体親和性が高いという点があります。

チタンは生体との親和性が非常に高く、骨との結合が良好です。

インプラントと骨が結合する事を、歯科用語でオステオインテグレーションと呼びます。

オステオインテグレーションが達成されると、インプラントが骨にしっかりと結合し安定した支持を得る事ができます。

次にチタン合金は耐食性に優れた材料であり、また非常に軽量でありながらも高い強度を持っています。

口腔内の湿潤な環境においても酸化による劣化が少ないため、持続的な安定性が保たれます。

チタンは一般的に金属アレルギーを引き起こしにくい素材です。

これにより、多くの方々に対して安全に使用することができます。

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