哺乳ビンは飲み物をこぼさなくてすむので、つい長く使ってしまいがちです。

哺乳ビンにジュースやイオン飲料など糖分の多い飲み物を入れて飲ませたり、寝る時に哺乳ビンでミルクを飲ませながら眠ってしまうと、むし歯のリスクが高くなります。

離乳が進んできたらスプーンで水分をとる練習を始め、10か月頃にはコップから飲ませる練習もしましょう。

1歳過ぎには自分でコップを持って飲めるようになります。1歳6か月ごろには卒乳も含め哺乳ビンも卒業したいですね。

長く哺乳瓶を使ってしまうと、前歯が嚙み合わない開口という現象が起きます。

開口は矯正治療を行えば治る症例ですが、後戻りも起きやすいので、なるべく哺乳瓶を長期に使用しないようにしましょう。

 

カズデンタルクリニック